| 項目説明 | 月光の元締めで、ズッキーヤの祖母
喪服のような黒いドレスと金属製の手甲をした老婆。性格は現実主義で厳しく、まさに鬼婆。
本名はジャンヌといい、５０年前の大破壊のさい、両親が離婚。母・兄と離れ父方に引き取られたが、やがて大破壊に巻き込まれる。
あまりにも厳しく辛い環境の中、生きていくために非道な手段にも手を染めながら、「月光」という武装集団を結成し、賞金稼ぎやラトゥールの下請けとして身を固め、やがて信頼を勝ち取ってルピエの街に拠点を置くまでになった。
まだ甘えた考えを持つズキーヤとは対立しがちで、主人公達を騙して仕事を手伝わせた事で決別し、以後は自室にこもってピアノを弾きながら何か考えごとをしているため、直接会うことはできない。
大破壊の戦乱を己が身一つで切り抜けハンター組織「月光」を創設した猛者である。
現実の厳しさを知る故に素性の分からないヒナタ一行への通行証発行を頑なに拒む。
そもそもルピエへの通行証はラトゥールが発行しているもので、それを使って素性の知れない人間ををルピエへ招くのはラトゥールからの信頼を裏切る行為に当たる。月光自身を窮地に陥れかねない行為なので、彼女の考え自体は正しい。しかしその可能性をチラつかせ主人公を利用することがズキーヤには許せずに決別を招いてしまう。
…よくよく考えたらズキーヤもトロル門を往き来しているので、彼女の通行証を使えばいい気がするが、たぶん本通行証とそれをもとに発行できる一時的な通行証みたいなものがあるんだろう。たぶん。
本名はジャンヌ。かつて大破壊前、クロモグラに乗り込むモリセ博士とヒナタに対し、戦争に連れていけないと別れた父の方に引き取られた妹であった。
その後大破壊を50年も生き延びすっかり性格も変わってしまったが、ヒナタととある場所で再開し、ようやく会えた兄に全てを吐き出した彼女の顔は、まるで幼子のように安らいでいたという。
冒頭のヒナタの夢に現れる黒髪の少女は５０年前の彼女。意外すぎる正体にびっくりするかもしれないが、容姿を注意深く見ていたり、ズキーヤの歌に関する話を聞いていれば多少は想像がつくかもしれない。
それでもまさか妹とは思うまいが。
カンのいい人ならルピエの月光本部にある「いもうとのタオル」で気づけた…かも
んにしても兄が「ヒナタ」で妹が「ジャンヌ」っていうのもなかなか不思議なネーミングである。母であるモリセ博士はおそらく日本人なので、父親が西洋人なのか、もしくはキラキラネームなのか。（「聖女（ジャンヌ）」とか…。）
まあモリセ博士がウキョウと同じように日系外国人で、ヒナタに好きな日本語を与えただけかもしれないが。
ピアノ「月光」はクロモグラ戦前にも流れる、
「明日の歌」と言い、サブタイトルが指す人物は彼女のことだろう。
ネックレスは母の形見、ヒナタに泣き付くシーンはまさにヒロイン。
月光のディーヴァよりも鉄甲のばあばって感じがしなくもない。
父が�山擴箸蕕靴�、彼女にもその才能があったのかピアノが非常に上手い、ズキーヤのピアノや歌も彼女譲り。
上記にあるように、あまりにも辛すぎた50年を生き抜いたため、現実を認識しているリアニストだが、孫娘のズキーヤの気持ちも理解できる感情も持ち合わせている。
そのためか、ヒナタ（つーかズキーヤ）一行がラトゥールに突入したときは、露払いのごとくマリオーニを介してベルイマンに挑もうとするなど、決して冷血ではない（本来は）優しい性分の持ち主。
もし、彼女が早めにヒナタに会っていれば、また違う展開があったのかもしれない
(フェイト)
単身でラトゥール上層部に乗り込んでくるツワモノ、片手が義手になっている。
十八番はベートーヴェンの「月光・第三楽章」
月光・第三楽章は実質彼女のテーマ曲、
初登場の際、正体が判明した時などにかかる
喪服、或いは聖職者にも見える黒い服が特徴
その髪は色を除き50年前のものと同じである
いもうとのタオルを手に入れた時ズキーヤに実は兄がいたと勘違いしてた
多分だけど人間に限り古今東西全ての作品の中でも主人公の妹キャラとしては最年長誇ると思う。大抵妹といったらロリとか美少女、美女止まりだから当然だと思うが。
最後の「再会」のため、ビルゲ関係のイベントで
ルピエに入る場面でも直接彼女に会う事は出来ない
「バカな孫を持つと苦労する」と言いつつもラトゥールに単身で乗り込むなど
決して非情ではない、節々の描写から愛情深いといってもいい人物である
まさかヒナタの妹だったとは…と驚いた。
後ろから見た髪型が同じ、シルエットが同じ、いもうとのタオルなど
よく見ると所々に伏線が見られる
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