メタルマックス大辞典

(「ラトゥール」の一部削除)

ラトゥール(らとぅーる)

項目名ラトゥール
読みらとぅーる
分類地名・建物名

項目説明
  • この項目の解説にはMM4のネタバレ成分を大量に含む恐れがあります。

    MM4に存在する巨大都市で、中央に天を貫かんほど高く塔がそびえ、最上階には炎が燃えている。
    ノアによる大破壊を経ても文明が滅ばなかった貴重な都市で、デレゲイツと言われる組織が厳しい管理統制で治めている。

  • 一般市民(と言っても技術者などの特殊技能保持者とその家族)は東側にあるルピエと呼ばれる居住都市に住み、ラトゥール周辺に広がるメガファクトリーと呼ばれる巨大工業地帯で戦車などの兵器から、医薬品まで幅広く製造する工業力をも兼ね添える。

  • デレゲイツのリーダー、オズリックの指導の元、文明を維持するのを最優先にしており、何の技能も持たない穀潰しの民衆を砂漠に追放するなどの、無慈悲な政策を取ってまで文明を守り続けたが、何処からか流れてきたとある野心家が指導者オズリックを殺害し、軍事クーデターを起こしたようで、最近のラトゥール政権は異常とも言える軍拡を進めており、物資が不足するとの懸念を持つ学者もいる。

  • 厳密には、一帯の工場を管理する為のビルの名称。
    この工場地帯は大破壊前、ヴラド・インダストリーという企業が実験的に建設したものである。
    災害による被害を減らす為に工場地帯そのものがメガフロートになっており、大破壊でも直接的な被害は少なかった。
    当初は電子部品や食品加工の工場が主力だったが、大破壊の発生に伴い兵器工場も増設されるなどして、当時の人類軍の拠点として活躍したようである。
  • MM4の実質的なラストダンジョン。だが、通常エンカウントはなく中にいる者達も敵・中立・こちらの協力者が入り混じっているなど今までにない雰囲気となっている。
  • 盗賊垂涎の場所。
    たくさんの物質を保管していると言う噂通り、お膝元の工業地帯と同じく宝箱の山である。
    ロックハッカーで盗みまくれ。

  • 白兵戦を強いられる箇所が多く、上層部は徒歩でそれぞれのデレゲイツが持つカードキーを一枚ずつ集める必要がある。思わぬ強敵と戦うはめになるので人間装備もしっかり固めておくといい。

  • エンカウントこそしないもの
    登場モンスターはどれも凶悪、
    メカニックがいるとかなり楽になる。
  • 最上階近くでいきなり日本庭園が現われたのには驚いた。(一兵士)
  • パーフェクトガード防御が厄介、警備メガリスは解体で即死した。
  • ベルイマンを倒した後、鬼婆と対面、
    同時に非常に重要なイベントが起きる。
  • 見えるのに行けるのは最後の最後と言うとこに、どこかドラクエを思わせる。
  • 流れる曲はまるで軍隊の行進曲。
  • なんとなく巨大ロボットの足にも見える独特な形状の高層建造物。おそらく巨大産業地帯の象徴としての意味合いも含んでいるのだろう。灯台や聖火台のようにも見える頂上の炎型モニュメントは人類の文明が火の取り扱いから始まったとすることを象徴しているのだろうが、それが人類最後の文明と呼ばれるようになったのは皮肉なところだ。
  • ルピエから入っても跳ね橋が上がっていて、
    近付く事が不可能な状態、メガファクトリーを経由し
    裏口から跳ね橋を下ろす事でようやく道が繋がる。
  • あの灯火が何かストーリー上の役目を持つのかと思ったら、そんなことはなかった。
  • おそらく名前の由来は(たぶん)フランス語で塔を意味する「ラ・トゥール」。
    そのまんまだ。


  • 恐らくですが、「某フリーなダムのウォーズ」の元ネタとなった場所と推測します。
    だって「文明を維持する為の技術者のみを優遇」、「政策に不要な人間は全て追放」等の非情な政策が、とても似通って見えますからね(勿論、異論は受け付けます)。(九頭 龍怖)
  • 上記の捕捉として、両作品の発売年月日を追記します。

    「メタルマックス4」=2013年11月7日
    「該当作品」=2014年6月26日

    単純に見ても、MM4の発売から半年以上は経過していますので、強ち間違いはないのでは?……。(九頭 龍怖)
  • どこか無機質な雰囲気だがデレゲイツゾーン最上層ではいきなり日本庭園が現れる
    コワルスキとの取引を行う重要なフロアだが、誰の趣味だろう?

  • これまでは徹底的に管理により文明を守っていたが
    これからはルピエに限らず外の世界にも関わっていく…のかもしれない

    ベルイマン関係で相当の物資が使い潰されたそうだし
    デレゲイツにも死人が出ちゃったし
  • 過去の遺産を守るため作り上げた鎖国体制が
    字の通り「過去」から来た者に壊されるのは何とも皮肉と言うか
  • ネタはジョルジュ・ド・ラ・トゥールだと思われます。
    フランス画家で作風は灯火の明暗が印象的な画家です。
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