項目説明 | 4にてアミダラマの頂上にいるトレーダー風の男に話しかけると聞ける台詞。
全文は 「風は吹いている。 今が地獄であれ、天国であれ、 風は吹いている。 人が生きるのも、 風が吹く、それに似ている。 今日は風がよく吹いている。 悪魔の塔がよく見える。」
これの後に続く、スパイツリーを指す意味合いが強い台詞なのかもしれないが 近くで起きるイベントの悲哀さもあって、個人的に色々と印象深い。
シンパーやバルゴの生き様を見届けたあとに、この台詞を思い出すと こう、胸にくるものがある…。
このトレーダー、このセリフを言うときはかっこいいんだが、パンダダ2号の襲撃の時には立ち向かっているように見えて実は腰を抜かしているだけだったりする。このセリフがかっこいいだけにちょっと情けない。
特に名も無きモブでありながら居場所の関係からちょこちょこクエストで会話を交わす人…という絶妙な立ち位置の彼が言うとなんか不思議な実感のあるセリフである。 主人公が知らないだけで彼にも名前や人生があり、バルゴやシンパーの人生もプレイヤーは一部しか知らない。 それは風がいつか遠くの土地の記憶を逐一我々に教えてはくれないようなものであり、 プレイヤーの大冒険も他人から見れば荒野のやかましい風の一つにすぎないのだろう。 モブさんってば…詩人。
頂上は非常に風が強いらしく、あるクエストでは 叫び声も風に掻き消されてしまうほど、 その風に吹かれつつ彼は何を思っているのか…
彼はこう云(い)ふ。 ....いつか、テッペンと言う名の頂上を目指すっ....! または。 とある雲の人のように、風になるような自由な人だとか? (多分、前者の可能性大だと思うけど)(フーな)
アミダラマで起きる悲喜こもごもを物語るような ステキな台詞
名無しの、特にイベントにも関わらないが ちょくちょく出会えるトレーダーならではのセリフ
このトレーダーはバルゴと親交があるらしく、 彼女のクエストを終えると息絶えてしまった彼女の埋葬をしてくれる
復讐鬼を傍らで見つめているからこそ、見えるものもあるのだろうか…
本人的には深い意味はなく、せいぜい 「今日はスパイツリーが良く見えるな」程度としか 思ってなさそうなのも、独特のクールさに拍車をかけている
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