骨になった男の日記 †
基本情報 †
フィールド | 内容を読む |
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戦闘中 | なし |
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イベント等 | なし |
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消費タイプ | 無限大 |
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販売価格 | *0G |
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販売箇所 †
その他入手法 †
コメント †
ある男の絶望がつづられた手記。
×月△日
<大破壊>とかいうアレが
始まって以来、このあたりも
異様に冷え込むこうになった。
どす黒く曇ったままの空からは
どす黒い雨ばかり降ってくる。
これが「核の冬」ってヤツか。
死んだ魚が山のように
海岸にうちあげられていた。
とりあえず、冷凍しておく。
魚は好きじゃないが、
貴重な食糧だ。
文句は言えん。
×月×日
・・・・向こうの部屋の
若いカップルは
心中していた。
せっかく生きのびたのに
自殺するとは・・・・
バカなヤツらだ。
まぁ、おかげで、
残り少なくなった食いものが
多少は長くもつだろう。
○月□日
目が覚めてみると、
妻の姿が消えていた。
「あたしもう耐えられない・・・・
先に行くわね」
という書きおきを残して。
ひとりで水に入って
自殺したらしい・・・・。
これでまた、
残り少ない食糧が
長くもつことになったぜ
○月×日
ヒマつぶしにあちこち
歩き回って、いろいろなものを
集めてきた・・・・。
だがどうやらそれも
もう
ムリらしい・・・・。
冷凍した魚を食って
生きのびてきたが・・・・
体調がいよいよ悪くなってきた。
昔はまるで天国みたいな、
最高のビーチだったのになぁ。
いまは、地獄だ。
待たせたな、おまえ。
オレも今から行くよ・・・・。
もし、あの世で、
もう一度会えたなら・・・・
愛してると言ってくれ。