バイアス・ブラド †
嘗て「ブラド・コングロマリット」と言う世界的大企業の経営者であり企業家だった天才科学者。
不治の病に冒されたことで、常軌を逸した死への恐怖から”死を克服する”という目的の為に
自身の開発した第六世代アシンクロナスコンピューターを人間の脳に見立て、其処に自分の全人格と記憶を移植した姿。
リメイク版のMM2Rでは『バイアス・ヴラド』表記になっている。
第1段階・第2段階があり、倒すとエンディングが始まる。
出現場所 †
バイアス・シティのB7の上の部屋に鎮座しています。ここには他の敵が出現せず、彼に近づくと会話が始まり「はい」を選択すると戦闘になります。
要点攻略 †
サイクロトロン †
戦闘前に最下層まで行ってサイクロトロンを停止させないと、毎ターンHP全回復しますので必ず停止させましょう。停止の方法はバイアス・シティの攻略を参考に。
特殊砲弾の取り扱いには注意! †
第1・第2形態とも、特殊砲弾を使う際はバイアス・ブラドより先に攻撃しないと、威力が激減するようです。
詳しくは裏技を参照。
会心の一発が出やすいホローチャージなら賭けに出ることはできますし、会心の一発なら威力は減らずに済みますが、それでもギャンブルです。
人間メンバーの育成がある程度進んでいるなら、毎ターン「乗降→ホローチャージ」というのもいいかもしれません。
第1形態 †
「バイアス・ブラド」名義。1〜2回行動で、属性無しの全体攻撃・単体攻撃、混乱音波を使用してきます。
防御力が高めなので、戦車での攻撃力の低いメカニックやソルジャーはホローチャージを使って会心の一発を狙っていきましょう。
ハンターは強力な大砲があるならそちらで普通に攻撃したほうが安定するかもしれません。
ただし後手に回っても会心の一発が出れば上記の現象を無視できるため、そういう意味でも運転レベルの低いメンバーはホローチャージが重要になってきます。
非常に攻撃力が高いのでポチにはポチボンベを持たせず、満タンドリンクを持たせましょう。
なお、電気とガスの属性は一切通用しません。また、生身の相手に対してプロテクタは壊してこないようです。
第2形態 †
「トランス・ブラド」名義。2〜3回行動で、電撃属性の全体攻撃・単体攻撃・単体2連攻撃を使用します。
その代わり、守備力が1200から1000へと下がっていますので、大砲や特殊砲での攻撃が第1形態よりは通りやすく、特に195ミリバーストでの攻撃は効果抜群です。
電撃なのでアースチェインやアースのしっぽが有効です。かなりダメージを減らしてくれるので忘れずに。
幸い、直接Cユニットを破壊してくる効果はないようです。
のんびりしてると一気にSPを削られほとんどのパーツが大破という状況になりかねませんので、大砲連射で一気にゴリ押ししましょう。
キツイ場合は特殊砲などを外してSPを上げるなどすれば勝てるはずです。
なお、テッドブロイラー同様にガス耐性が完全ではないので、稀に睡眠状態へ陥らせることが可能です。
眠ったままの状態から逃げれば勝利であり、RTAではいちかばちかの時間短縮に利用されたりもします。
それ以外の属性はビーム以外まったく効きません。
ポチは戦力外? †
バイアス・ブラドの全体攻撃はポチが食らえば約2000のダメージになります。
トランス・ブラドにいたっては2連攻撃が当たれば5000以上のHPが吹き飛びます。
よほどレベルを上げているかわんわんグルメを大量に食べさせているのでもない限り即死は免れないので、最初からいないものとして考えた方が良さそうです。
もっとも死ぬか死なないか以前に攻撃力バフをかけないとダメージを与えられない相手なので、ドーピング・タブを使おうとしないポチはいずれにせよ戦力として数えるのは難しいでしょう。
第1形態を乗り切れたなら良い方、第2形態は単体攻撃一回分の弾避けになってくれる程度の役割が精一杯です。
エレキバリアで戦車無しクリア †
LOVEマシンをエレキバリアセッティング(3112)してトランス・ブラド戦で使うとダメージを激減出来ます。
人間でのクリア等には有効ですが、例によって痛恨の一発は貫通しますので注意が必要です。
戦闘レベル99であれば第1形態の攻撃は1発当たり1000を下回りますから、あとはドーピング・タブの配分に気をつけて戦いましょう。
ハンターやメカニックでも最終的には戦闘レベル90以上にはなりますので、鍛え方次第でソルジャー同様の活躍が見込めます。
人間クリアを目指す場合、第1形態は守備力が異常なので攻撃役は2人いた方が安定します。
第2形態はエレキバリアがあれば持久戦に持ち込めるので、最低限の攻撃力があれば問題ありません。
ただし第2形態は「自動回復110」を持っているため、攻撃役は1人で十分とは言えドーピング・タブによる攻撃力バフは必須です。
ラスボス戦の台詞 †
バイアス・ブラドについて †
- 生前はあらゆる化学技術に精通した稀代の大天才であり、環境問題を科学の力で解決すると主張する政治家・実業家でもあった。
- 実際、会社を擲ってまで環境汚染の解決に取り組もうとしており、風力発電所や湖水浄化プラントを次々建設している。
- 環境問題解決の為、ライバル企業であった神話公司と提携し、スーパーコンピュータ「ノア」を完成させた。
- その後、不治の病に侵された博士は全ての事業を放り出し、自分の研究室に閉じ籠る。
この時、博士の神経組織と記憶タンパクの全データをアシンクロナススーパーコンピューターに移植。
しかし再び彼が研究室を出る事なく、ノアによる人類文明を殲滅する「大破壊」が発生。行方不明になる。
- 生前の博士の別荘には、博士と若い女性らしき二人の幽霊がテニスなどに興じ楽しそうに過ごしている。
- バイアス・グラップラーを指揮して人間狩りを行っていたのは、人体実験により究極の生物を作るため。
テッド・ブロイラーはその研究成果により不老不死を得ようと従っていた。
- MM2Rでは生前の博士の疑似人格と対話する事ができるが、人間狩りもバイアス・グラップラーも彼の意志ではない。
しかし彼の会社のスローガン「子供服から老人医療まで!殺人兵器から病院まで!」や
実際非人道なクローン技術や兵器開発を行っていた事を考えると、根本的なところはサイコパスなのかもしれない。
- そもそも博士の意識が物質を超越し、純粋エネルギー体となり不死の存在になるのが最終目的であれば、すでに人体実験の必要はない。
ならばわざわざグラップラーを指揮して人間狩りをしていた理由は・・・?
- 現在の機械の体を「仮の姿」と言っているように、究極の不老不死生物を作って自分を移植するつもりだったのだろうか?
- それとも動けない自分を「死をもたらそうとするもの」から守る私設軍隊として運用する為、配下となる者への餌として不老不死の研究を掲げていたのか?
- 或いは、狂気によって外れたタガが科学者としての好奇心を暴走させたのかもしれない。
- MM2Rではフメツ・ゲートのゲオルゲ警備主任が「ノアのモンスターからバイアス・シティを守る砦」と言っている事から
やはりグラップラー自体は「死をもたらそうとするもの」から動けない自分を守る為の私設軍隊として設立した可能性が伺える。
- 尚、2Rでゲオルゲを改造して研究者たちを皆殺しにし、不滅のヴラドを停止させたのはこの機械のバイアス・ヴラド。
時系列的にバイアス・ブラドは不滅のヴラドを完成させた後、不治の病に侵され、機械の体にデータを移植後、大破壊で死亡した事になる。(そして後に亡霊化)
落とすアイテム †
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