項目説明 | 2005年春に、サクセスから発売される予定の『メタルマックス』シリーズの待望の最新作。 ハードはPS2。
2005年6月9日発売。ただいま好評発売中(踊るポリタン)
MSの略称あり(アキヲ)
兎にも角にも、ファンにしてみれば『出してくれた』ことが最大の意義。 今後の発展を願わずにいられない。
元祖を意識したのか、全体的なストーリーは意外と希薄。一方で魅力的なキャラクターが多く、彼等が世界の断片的な語り部として存在し、プレーヤーに想像の余地を持たせる手法は、巧くMMシリーズらしさとマッチングしていると思う。
フル3Dで表現されたフィールドと戦闘画面も特徴の一つ。 かつて発売中止となったワイルドアイズを意識したものかもしれない。(93式音響戦車)
倒さなくては進めない敵が居らず、開始直後の選択でエンディングを見れるなど自由度はMMシリーズ最高レベル、これでシステム等がよければ・・・・
エンディングも多く存在し、インテリアを送ることのできるヒロイン(約1人男と、約1個子供の街があるが)も多くいるので、かなり充実している。 戦車も多く存在し、賞金首も強者が揃っており、何よりも人情味あふれるストーリー、それぞれのキャラクターにイベントがあることも最大の良点。 更にはボタン設定を変更することでフィールド上で主砲を発射(勿論弾数は減ります)できたりと今までのMMシリーズにはない良システムも入っている。 ロード時間が微妙に長いのが難点か。(暇つぶしハンター)
ファンの間では、もう少し手を込めば名作だったという声が多くリメイクを望むファンも少なくない。
同年代ライバルや実際に運行している列車など、西部劇風世界観のお約束ではあるが意外にもMMシリーズでは初となる要素や、剣主体のアラビア風ソルジャーや貢ぐというより支援物資的感覚でインテリアを送れる街など既存の要素をうまく変化球にした部分、また一気飲み比べ(酢)など、笑わせてくれる要素もある。システム的にも個々のイベント的にも作り込みの甘さが目立つのが最大の難点か。
賛否両論が多い本作だが、メタルマックスシリーズの中だと 現時点で据え置き機における次世代ハードで出た最終作品となっている。
かなり厳しい事ではあろうが、いつかはメタルマックスの正統ナンバリングで据え置き機に出してほしいものだとは思うが 本作の空気が肌にあったハンターは、据え置き機におけるメタルマックスを 思う存分味わいたいところである。
なお、本作のサントラは「たのみこむ」でほしい!という要望が500名を超えれば 発売するという、最終的にはユーザーに委ねる方向で展開した。 そして見事に500名を達成、メタルマックスの流れを汲む作品で初めてまともなサントラが発売される事になる。 そんな欲しい!と表明した各ハンターは、ライナーノートに名前が記載されている。
現在、発売元の関係、そして数量限定発売と色々重なったためか このサントラはプレミア扱いになり、べらぼうな値段が付けられている。
破損や大破をした際に「Cユニット 破損」などの形で大きくポップ表示してくれるなど、ユーザーフレンドリーな点もある。
そしてなにより、どんなエンディングでも「スタッフクレジットを等しく丁寧に表示する」という点は素晴らしい。どんなEDでも「仮EDのような印象を持たせない」、すべてのEDを平等に扱う=プレイヤーのあらゆる選択を尊重しているからである。
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